
神明社
神明社は全国に一万八千を数え、八幡に匹敵する多さといわれる。
祭神は皇祖神とされる天照大神で、本宮は三重県の伊勢神宮である。
伊勢神宮の内宮(皇大神宮)で祀られる天照大神は、天照坐皇御神と呼ばれる。
一方外宮(豊受大神宮)には、五穀と衣食住を守護し、天照大神の御饌都神(食事を司る神)とされる豊受大神をまつる。
日吉大社
滋賀県と京都府の境にそびえる比叡山。
古くは日枝山と称したこの山は古代から信仰の山として歴史に彩られてきた。
ふもとの大津市坂本に日吉(古くは日枝といった)大社がある。
全国の日吉山王3800社余の総本山である。
大津市から湖岸道路を北へ行く。唐崎を過ぎると日吉大社は左の山手にある。
比叡山に初めて神が祀られたのは十代崇神天皇7年と言われている。
此のとき鴨鹿島を神主として比叡山の主峰牛尾山上に大山咋神(おおやまくいしん)が祀られた。
日吉大社の祭神は東本宮大山咋神、西本宮大物主神(おおものぬしかみ)である。
したがって日吉大社の起源は東本宮の大山咋神ということになる。
天神様
京都の北の天満宮は九州の太宰府天満宮と共に全国におよそ12,000余の総本社として知られている。
菅原道真は奈良時代以降の神としてこれ程神として祭られている人は空前絶後である。
北の天満宮の創建は道賢上人冥土記がきっかけとなっている。
天暦元年(947)6月建立。
延喜9念(909)藤原時平の死により弟忠平は菅原道真 の怨霊を感じ始めた。
忠平は道真を陥れた時平の弟である。
白山稲荷神社:御祭神(宇迦之御魂大神/うがのみたまのおおかみ)
白山稲荷の大神様は、全国に三万余りを数える稲荷神社の総本社でもある京都の伏見稲荷大社から新たに御分霊をいただいてお祀り致しました。
稲荷の大神様「宇迦之御魂大神」(うがのみたまのおおかみ)は、五穀豊穣、商売繁盛などあらゆる産業の守護神として古来より庶民の信仰の厚い神様であります。伏見稲荷神社と同じく、安産や、万病平癒、学業成就のご利益もあります。
赤鳥居をくぐり狐の絵馬に願い事を書いて奉納すればきっと願いは神様に届くはずです。コロナ禍で不安やストレスを感じる方も多い昨今ですが、身体の厄を祓うとともに心の環境を整える場所として、鎮守の森の癒やしの空間が要求されます。
白山神社境内にお祀りしてある白山稲荷神社は、去る平成3年11月3日に京都の伏見稲荷大社より御分霊をいただきお祀りしております。
平成3年に建立し、平成17年には更新と併せて東側参道を新設し、令和2年に敷地を広げより良い方角に社を移設し現在に至っております。